美方高原でたどる昆虫の進化⑥

 こんにちは!まっつんです!日中は20℃近くまで気温も上がり、とちのき村の周辺にもツバメが帰って来ており、慌ただしく巣を作っております。

 さてさて昆虫の進化もかなり現代に近づいてきております。今回は「社会性昆虫の秘密」に関して書こうと思います。

 社会性昆虫といってもいくつか種類があるのですが、今回はその中でも代表されるハチやアリに関して、探っていこうと思います。(正式には真社会性という分類になります。)

 基本的には単独で活動することの多い昆虫ですが、ハチ目に分類される昆虫(スズメバチやミツバチ、アリなど)の多くは集団で活動することは、皆さんもご存じではないでしょうか。(単独で行動するハチ目もいれば、ハチ目以外で社会性を持つ昆虫もいます。)

 ですが、ただただ集団で行動するだけでは、社会性とはなりません。大事なのは「役割が分かれていること」です。スズメバチを例に見てみましょう。

 女王バチ(子どもを産むことが役割)、働きバチ(雌バチ)(巣の掃除、子育て、餌集め、巣を守るなどの役割)、雄バチ(新しい女王と交尾をすることが役割)ざっと分けるとこのようになっており、それぞれが役割をしっかり守ることで、集団が生きていくことができます。ちなみに、我々を刺すことができるのは雌バチにになり、雄バチは針すらありません。(子どもを産む産卵管が毒針に進化したといわれています。)

標本にしたスズメバチ
今回のために写真を撮ろうと運んでいたら落としてしまい、触覚が一本とれてしまいました。
かなりショックです。

  約100万種いる昆虫のなかでも、最も進化した昆虫といわれているのが「蜂」や「蟻」といわれています。なのですごく面白い特徴を持った種類がたくさんいます。(きのこを作る「蟻」や、幼虫の糸を使って葉っぱをつないで巣を作る「蟻」など)

 社会性昆虫と聞くと「なんだか仲が良くて、昆虫も協力して生きているんだな」という風に感じますが、彼らの目的は「自分のDNAを存続させること」でありそれに都合がよかったので、社会性という生き方を選択したに過ぎないのです。なので、社会性といいながら、残酷で考えられないような習性をもつ昆虫はたくさんおりますが、それも戦略であり、そこにはもちろん「感情」はありません。しかし、そんなふうに「本能」で生きているからこそ、面白く、不思議で、人は魅了され心を動かされるのかもしれません。

 さてさてまた長くなってしまいました。次回は「昆虫と人」に関して書こうと思います。お楽しみに!

※様々な説がありますので、誤りもあるかもしれません。是非色々調べてみてください。

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